ルノルマンカードとは、
フランス革命からナポレオンの時代にかけて、
パリで大活躍したとされる伝説の占い師

マドモアゼル・ルノルマン

の名前を冠したカード占いの事を言います。

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彼女はパリで有名な占い師として開業し、
当時、マリー・アントワネット、ナポレオン妃
ジョセフィーヌの顧問的な存在までになったということです。

 

しかしながら、ルノルマンがこのカードを
実際に使っていたかどうかは定かではないようです。

ルノルマン自身がカードを使って、
占っていたことは確かなようですが、
記録ではピケと呼ばれるヨーロッパでは、
一般的な32枚のワンパックのトランプ札を使っていたことは
自叙伝に残されているようです。

 

ルノルマンカードは54枚からなるグランルノルマン、
そして36枚からなるプチルノルマンと呼ばれる2種類のカードがありますが、
現在は36枚のカードを使った占い方が主流になっています。

 

また、ルノルマンという名高いカード占い師が
カードを占いに使ったことで、
カード占いが世界的に普及させたということも事実です。

 

ルノルマンカード36枚には、
トランプのようにマークが書き込まれ、
36枚にはシンプルな絵が描かれています。

36枚のデッキの中に、
「紳士」と「淑女」のカードがあるのが大きな特徴で、
相談者が男性の場合は紳士のカード。

 

相談者が女性の場合は、
淑女のカードを使って占うという事が
占いのルールとなっています。

それから、タロットカードとの大きな違いは、
タロットカードは逆位置を採用してリーディングしますが、
ルノルマンカードは逆位置という意味を採用しませんので、
リーディングもタロットカードよりは非常にシンプルです。

 

占い方は様々なスプレッドがありますが、
ルノルマンカードの中で最も伝統的な占いが、
「グラン・タブロー」という36枚のカードをすべて展開するという奥義があります。

 

ルノルマンはこの36枚のグラン・タブローを最も得意とし、
36枚のカードをすべて展開することで、
質問者の過去・現在・未来を占う事が出来ます。

 

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